にくじゃが

ダラス・バイヤーズクラブのにくじゃがのレビュー・感想・評価

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)
5.0
何の気なしにフラッと映画館に入って偶々観たら、自分史上心に残る名作にランクインしてきました。

まずマシュー・マコノヒーの演技が素晴らしいです。
偏見に満ちていて、傲慢で欲望に忠実で、目的のためには手段を選ばなくて、それでいて義理人情に篤いアメリカンな男を見事に演じ切ってます。
この人とクリスチャン・ベールは、主演目当てで出演作を観るようになりました。。

(実はバンドもやってる)ジャレッド・レトもとても良い配役で、『ロードオブウォー』『ブレードランナー2049』などでも印象的だったので、意外と名脇役なのかもしれません。

「キーン」という耳鳴りのような効果音が、病と死の象徴だったのが、最後は希望への光のように聞こえる演出もニクかったです。