ダラス・バイヤーズクラブの作品情報・感想・評価・動画配信

ダラス・バイヤーズクラブ2013年製作の映画)

Dallas Buyers Club

上映日:2014年02月22日

製作国:

上映時間:117分

ジャンル:

3.9

あらすじ

『ダラス・バイヤーズクラブ』に投稿された感想・評価

mikanmcs

mikanmcsの感想・評価

4.0
昨日「ラリー・フリント」を観て、彼の妻がエイズで死ぬ部分で本作品を思い出して、久々に再鑑賞しました。実話です。連続して観たら「何があっても自分の信じる正義を貫く」というテーマが「ラリー・フリント」と通底していたので、ちょっと驚きました。

ラリー・フリントは「エロ」に始まって「表現の自由」を追い求めます。本作の主人公ロン・ウッドルーフは「金儲け」に始まり、「エイズ患者の救済」に突き進んでいきます。いずれの作品でも、プア・ホワイトで好き放題やってた主人公が、逮捕やエイズなどの災難に見舞われたことを契機に「自分の正義」に目覚め、公権力との戦いに突き進んでいく姿が描かれ、感動を呼びます。

本作でロンが戦う相手はFDA(アメリカ食品医薬局)です。当時のFDAは副作用が大きく製薬会社の儲けの大きいAZTのみを認可し、他国で認可されているエイズ特効薬の流通を禁止しました。彼らのエイズ対策の怠慢の結果、多くのエイズ患者が死ぬことになりました。

ロンはロデオと酒と女に溺れる不良白人でしたが、売春で自分がHIV陽性になったことを契機に未認可薬の密輸に手を染めます。典型的なホモフォビアだった彼の最初の動機は金儲けだったものの、様々なゲイのエイズ患者と接していくうちに「同じ病気で苦しむ仲間」としての意識に目覚め、、彼らに破格の安値で未認可の薬を配りはじめます。メンツを潰されたFDA等の政府機関がロンの活動を規制しようとしますが、彼は意に介さず身銭を切って救済活動を継続します。

正攻法で政治的な抗議に乗り出すのではなく、「密輸」や「闇医者の処方箋」など、いつもアナーキーな方法で突き進んでいくところに彼の不良キャラが出ていますね。とはいえ彼は単なるアホな田舎者ではなく、政府機関からの攻撃に際していつも逃げ道を見つけ出すストリート・スマートですし、エイズに関する海外の論文を短期間に読みまくって知識を貪欲に吸収し一端の権威になってしまうくらいですから、地頭は良い人なのでしょう。

結局彼は裁判に負けますが、その後FDAも態度を変えましたし、エイズ発症後、余命宣告を受けながら7年も生きながらえたそうです。彼の人生のほとんどは酒と女とドラッグで無為に費やされましたが、最後の7年間で彼の魂は救済されたのだと思います。R.I.P.

最後に、マシュー・マコノヒーは一昨日「リンカーン弁護士」を観たのですが、本作では痩せてしまって、まるで別人。役者って、すごいなあ。。(でも体壊しまっせ、まじで)
ハウスオブグッチを観た直後の鑑賞もあり、シャレッドレトーの演技の幅に圧倒された。
生き延びるために築いたロンとレイヨンの友情は美しかった。
あろは

あろはの感想・評価

4.2
20kg以上の減量で異次元の演技を魅せる、オスカー主演男優と助演男優。

誰かわからないぐらいの過酷な減量で、表情や肌艶だけでなく、声や視線にまで演技を超えた迫力を感じさせる。

ニーズを掘り起こしたと言うとビジネスっぽいが、ロン本人を含め、国家に代わって困っている人の役に立つ行動を起こしたのが、ダラス・バイヤーズ・クラブの存在意義だろう。

命の火を消さなかった、人助けという生きる希望。

製作費500万ドル
pomzo

pomzoの感想・評価

4.0
マシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの2人の完璧な役作りと演技力に脱帽
余命30日からの反撃とも厭わないあの生き様はただただカッコいい
ロンとレイヨンの友情もイブとレイヨンの友情もどちらもなんか良い
とも

ともの感想・評価

3.8
なんといっても役者が凄い。マシューマコノヒーも、ジャレットレトーも、もうその者にしか見えない。役作りが凄すぎます!点滴とかホントに打ちながらやってたんじゃないかと思うぐらい。
実際彼らは主演男優賞と助演男優賞を受賞したということで、納得です。

ストーリーは実話だそうで、こんな事があったなんて全然知らなかった。
実話ということと、彼らの素晴らしい演技で響くものがありました。
Daichi

Daichiの感想・評価

3.7
余命30日と宣告からの行動あるのみ。ボロボロになりながらも闘う姿勢に脱帽。マシューマコノヒー、ジャレットレトーが役作りの為にげっそり痩せている。
odyss

odyssの感想・評価

2.0
【失望】

ネット上の評価が高いので期待して見たのですが、ちょっとがっかり。

テーマの切実性は分かります。主演のマコーノヒーが体重を20キロも落としてがんばっているのも分かる。

でも、全体の筋書きや脚本の工夫という点ではかなり物足りない。テーマの切実さを、単に切実だからというのではなく、作品として観客にそれと納得させるようにできていたか。私は見ていて少なからず退屈してしまったんです。

つまり、薬の有効性や発売可能性をめぐる色々な問題や利権、他方で薬を求める患者の切実さ、その両者間の葛藤、といったものが、なるほど、そうなのかとうなずけるように脚本で表現されているか、といったら、そうなっていないんじゃないかということ。

例えば主人公はタイトルにもなっているクラブを作って薬を求める人たちに提供する。その場合、求める側の事情というものは色々あるだろうと思う。その辺を、2つか3つでいいから、具体的な事例として映像化できなかったのか。単にたくさんの人間が薬を求めてくる映像だけでは不十分でしょう。

或いは、主人公は薬を求めていくつかの外国を飛び回る。この辺も描写が不親切ですよね。それぞれの外国において薬の認可や販売がアメリカとどう違っているのか、また主人公はその違いをどうやって知ったのか、その辺をきちんと描写してくれないと見ていて納得できない。

この話は実話がもとになっているそうですけど、実話だから映画化してうまくいくとは限らない。むしろ、実話であることに甘えて、客観化がおろそかになり、映画としてはイマイチの出来で終わってしまうこともある。この映画もそうではないのか、そんな気がしました。
Fal2018

Fal2018の感想・評価

-
社会に働きかけるというのは、勝つ/負けるということじゃないんだなということがわかった。これは多分とても大事。
2回目の鑑賞。
主演・助演とアカデミー獲ったのが心底納得。
レイヨン美しい。
個人的に、レイヨンを差別する旧友にロンが怒り「惨めな人生に戻れ」と言い、レイヨンが驚きながらも嬉しそうなシーンが印象的だった。
Hana

Hanaの感想・評価

3.0
余命30日っていうのが衝撃すぎて観た
世間の常識とかを覆すのって頭がいい悪いとかじゃなくてこういう人なんだろうな
やったもん勝ち✊
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