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ダラス・バイヤーズクラブのAZULのレビュー・感想・評価

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)
4.1
エイズの怖さや当時のエイズの理解のされ方(まぁ今もさほど変わらないかも)自分の利益のために生きようとする者、それとは逆の人のために社会と闘う者とそういうのを上手く表した作品だった。

内容としてはドラッグ、sex、アルコールに賭博などやりたい放題のカウボーイがある日突然余命1カ月を宣告され絶対死なないと言って生きていく話。

ロンウッドルーフが生きていく中で様々な人で出逢い、様々な偏見や圧力を知りそれに対して闘い続ける姿が本当に凄い。
とにかく生きることがどれだけ素晴らしいのかというのが伝わってきたし、元々自由奔放な主人公なだけあって違法な事をしてまで生きる生き様が本当にかっこいいし観ていても面白い。
薬の買い付け先が国を越えてどこにでもある所も面白かった。まさか日本人が出るなんて。(笑)

あとはマシューマコノヒーがあんな姿になり迫真の演技なんかはとてもインターステラーからは想像がつかないくらい良かった。

一体何が正しいのかを考えさせられる作品だった。
とにかく観てほしいし、観ないとわからない良さもある。
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