「一族の男にはタイムトラベル能力がある」ことを21歳にして初めて知らされた主人公が、自分の人生をやり直しながら葛藤する物語でござい。
タイトルやポスターから受ける印象で「甘っちょろーいラブコメなんでしょ？」と思っていたが、意外とカラっと笑える良作だった。とにかく出てくるキャラクターがみんな可愛らしい。ヒロインを演じたレイチェル・マクアダムスは35歳とは思えない可愛さ。リディア・ウィルソン演じる自由奔放な妹も印象的だったし、なんと言ってもビル・ナイ演じるお父ちゃんが超チャーミング！叔父ちゃんも素晴らしかったなー。
キャストも良ければ音楽も良くて、キュアーやニック・ケイヴなど、洋楽好きはきゅんきゅんしちゃいます。
こういうタイムトラベルものは数多くあれど、この映画の素晴らしいところは、人生をやり直しながら主人公が最後に悟った教訓にあると思う。こういう映画を観た後は、劇場を出た後、きっと景色が変わって見えるはずだ。
ただ、見終わってよくよく考えてみると、家は裕福で弁護士でタイムトラベルの能力があって、そのうえ能力使って理想の女の子をゲットして、、ああ！だんだん腹立ってきた！！ちくしょうめ！！
