「一族の男性はタイムトラベルの能力がある」と
21の誕生日、主人公のティムは父から告げられる。
最初は彼女を作る事を目的にその能力を使いこなすが、しかし次第に問題に直面する事になる。
最初は、
SF映画ならではのワクワク感や
タイムトラベルで全てを手に入れた様な感覚に陥るが、
ある時から急に180度ガラッと
ヒューマンドラマに変化してヒヤヒヤする所も見所。
その他にもSFの設定は二の次で、
父の教えから分かる一番伝えたいメッセージが、
“本当に大切なのは日常の中のありふれた幸せに気付く事”
だという事も皆がこの映画を支持する理由だと思う。
また、俳優女優も顔や体型が完璧すぎず、ナチュラルな魅力があってそこも親近感や共感出来るポイントとしてとてもいいなと思った。
何度もタイムトラベルをするので、時系列や見づらさはどうしても感じてしまったがそれを超えるくらいいい意味で裏切られた、哲学的で教訓的な映画だと思う。
