日本の小津安二郎を意識している一本。
海を越えて日本の映画監督が影響を与えてるって、すごく面白いと思います。
けれどもばってん、流れの早い現代に育った僕としては、固定カメラと長回しのダブルパンチはやっぱり効きます。正直言ってしまうと小津作品や木下恵介作品を何本か観たけど、眠気を感じ得ずにはいられない。内容が素晴らしいのはわかる。家族の情愛だってわかる。わかるけど、同じ屋根の下ネットで違う世界を見て育った現代もやしっ子の多くにはちと厳しいんだよなあ。
特に嫌いっていう訳ではないんだけど、固定で長回しは苦手な部類になってしまう。黒沢明の映画はそうでもないけど。
以上、「ネブラスカ」開始5分で寝てしまった言い訳です。
