ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅の作品情報・感想・評価・動画配信

「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」に投稿された感想・評価

笑って、イラッとして、そして泣いた。でも難しい。
そんな映画。

この映画は語らずとも、是非とも見てほしい。
親子・家族のロードムービー。

最後、まさにお父さんが自立し、1人で動き始めたところは、俳優さんの演技もありとても素晴らしいシーンとなっている。

モノクロで、全編とても静かだが、心に来る映画。
懸賞金詐欺の通知を信じて100万ドルをネブラスカ州リンカーンへ受け取りに行こうとする口数少ない老人ウディ。口うるさい妻らの家族に止められるも、彼女を失い傷心の次男デヴィッドが付き添うことを決意し、怪我のために道中立ち寄った故郷で親戚やかつての友人との再会で複雑な感情を抱きながら進む旅路を描いたロードムービーです。

同様に「人生の限界に直面した人物たちが旅路の中で得る気付き」を描いた『サイドウェイ』に続くアレクサンダー・ペイン監督のロードムービーで、懸賞金詐欺を信じての旅路というコメディ設定をモノクロ映像でリアリティラインを保ちがなら描いており、カンヌ映画祭でのパルム・ドール受賞を始め多くの映画賞にノミネートされました。

テーマとロードムービーの相性が良いことは『サイドウェイ』でも証明されていますが、シニカルとコミカルのバランスが本作はより好みで、欠点だらけの登場人物を描くが故に、ともすればシニカルが過ぎ独善や嫌悪感を感じさせてしまうところを抑え、笑わせながらも愛すべき人物として描いていて、ほんのりと気品をも感じさせる一作です。
こめこ

こめこの感想・評価

3.5

■選定理由
宮藤さん、伊勢志摩さん紹介映画ということで

■感想
髪の毛ボサボサでいかにも頑固親父って感じのウディと、振り回される息子のデイビッド。
2人の感じが実の兄と父の関係を見てるようでした。
大学行ってたところがこういう内陸州だったから、どのシーンも懐かしかった
父と息子って設定が親近感
コメディが👌
AOI

AOIの感想・評価

3.6
【100万ドルが当たったと信じ込む頑固親父と常識人の息子がモンタナからネブラスカを目指す】

歳を重ねると短所が強調されるのか…
頑固親父だけでなく、自己中でネガティブ発言過多な母親も登場👵🏼でもなんだか憎めない♡

道中出会う人々の言動が生々しくて苦笑
デイビッドの、歳老いた父を見る眼差しが切ない

家族愛よりも”老い”への不安や悲哀を強く感じる

監督は初めから全編モノクロと決めていたとか
専門用語は知らないけど、フィルム感のある、色を抑えたアナログなバージョンでも見てみたい
くぅー

くぅーの感想・評価

4.0
my映画館2014#26> 早くもロードムービーの匠と呼びたくなる監督の真骨頂…すこぶる優しい余韻です。

そう、アレクサンダー・ペイン監督はやはり“寄り道”で、絆をいとおしく見せる…途中に父親が生まれ育ち親族も集う街があり、かつての父親と母親の過去を巧みに垣間見せます。

また、父親とは対極的に毒舌な母親の存在、兄弟での暴走エピソードも挟み込み、見せるツボをしかと押さえてます。

そして、強情で昔ながらの父親が所々で見せる表情は必見で、$を求める本当の理由をぶっきらぼうに語るシーンにはホロリと…息子の表情も徐々に変わるのも印象的。

うん、ブルース・ダーンにウィル・フォーテ・・・ホント、いい仕事してます。
父親ウディが100万ドルの宝くじが当たったと信じあちこちに話しまくったせいで家族が苦労していく映画
宝くじ当たったと知った途端周囲の人が何年も前の借りの話とか脅迫してきたりする件が結構リアルで面白かった
それまで父の事をロクに知らなかった次男デヴィッドが宝くじのためにリンカーンへ行くまでの間で父の過去や元恋人を知ったりして親孝行していく所が心に残った
Maoryu002

Maoryu002の感想・評価

3.8
宣伝用の100万ドル当選通知を本物と信じて、モンタナ州からネブラスカ州リンカーンまで賞金を受け取りに行くウディ(ブルース・ダーン)とデヴィッド(ウィル・フォーテ)父子のロードムービー。

「アバウト・シュミット」「サイドウェイ」「ファミリー・ツリー」のアレクサンダー・ペイン監督が、また独特のテンポと雰囲気で魅せる。

このロードムービーには白黒がぴったり合っていた。
空と大地の境が見えづらく、広大な絵がさらに広がっていた。

デヴィッドは兄のロスに対して劣等感があり、自分の存在価値を見出せず、今やお荷物となった父親に親近感を持っている。
そんな父ウディも自分は人生で何を成し遂げたのか、何を残せたのか、また結婚生活は正しかったのか、迷い悩んでいたのだろう。
数日間の旅の中で、彼らがそれぞれに自分が求めているものを知る、というか自分の居場所を見つけたように思う。そして、何よりも父と子の絆を作る姿に静かに感動させられる。

強烈だったのはジューン・スキッブ演じるママで、その豪快なエロさは笑えた。
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

4.0
アレクサンダー・ペインは別格ですね。
素晴らしすぎる。

アメリカの田舎撮ってるのに、ため息が出るほど美しい映像。

ハリウッド映画とはまた違う独特のテンポ。
ブルース・ダーンの表情と眼の輝きから、状況を憶測する楽しさ。

映画好きで良かったと実感する。
イング

イングの感想・評価

3.6
頑固な親父の妄想に振り回されながらも親父の事をよく知る人達に出会い、親父の過去を知り最後には最高の親孝行する息子が良かった。ほんまに良いんか?となりつつも最低な人達の横を走り抜ける所は爽快でした。
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