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ローン・サバイバーのuのレビュー・感想・評価

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)
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とりあえず画は綺麗系統。

1日経ってもまだ色々考えれるから、結構面白かったのでは。

この選択から始まるわけだけど、「捕虜を逃すか殺すか。」難しい。一般論とか綺麗な倫理観とかが通用しないのは分かるけど、どっちも正解では無いんだろうね(当然すぎるが)。
軍隊の会話は単純な単語だけで構成されていて、それだけで世界(瞬時の判断とか分かりやすさが本当に命に関わるんだろうなー程度だけど)が分かる(改めてヒシヒシという感じ)。戦場でポエム読んでる暇はない。good or bad ,right or left, fuck 。

とりあえず、戦闘は基本的に「上を取らないと負ける(遠くからスナイプされる危険性はあるけど、近距離中距離に敵がいるときは間違いなく上が有利)」「棒立ちエイムは一瞬で抜かれる」「仲間が減ると一気に不利になる(休憩も良くない)」「地形把握しとかないと話にならない」のは間違いない(確信度の高い仮説)。

それにしても何で助けてくれたんでしょうね。タリバンを憎んでるだけで助けるやろか。危険すぎるだろ。日本人には分からないのかもしれぬ。

紛争がゲーム化してるんじゃないかと少し劇中で思った。勝てた喜びのせいで「俺に反対するのか!なら殺してやる!」「やったキル数上がった!」みたいな。こんな単純ではないだろうけど国民同士で殺しあうとなると、もうそれは「自分たちの考えに相違がある」程度ではなくて、他に何らかの動機の存在はあるんだろうね。
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