yuki映画海外ドラマ

シンデレラのyuki映画海外ドラマのレビュー・感想・評価

シンデレラ(2015年製作の映画)
2.7
ケイト・ブランシェットのまま母が観たくて映画に行って来ました。思ったよりも出番多く目立っていて嬉しかったです。
王子とシンデレラの出会いや惹かれ合う様子が説得力あって良かったですし、王子と父王の関係や大尉との友情など丁寧に描かれていて好印象でした。

シンデレラはこの映画の演出だと、不遇の中でも誇りを失わず前向きに生きていて人を惹き付ける魅力があり、なるべくして王妃になったように見えますね。
森の中で王子と出会った時物怖じせずに対当に話をしていましたが、年頃の男性(しかも貴族風イケメン)と話すのが初めてであのように臆せずに会話できるのは天性のものかな。

王宮のような華やかな場所も初めてだったのでしょうが、舞踏会に遅れて登場した時も大勢の前で堂々とした振る舞い。
舞踏会の青のドレス姿はとっても綺麗でシンデレラのイメージにぴったり。王や側近までをも一国の王女と勘違いさせたほどで。
どう見ても継母一家にこき使われて終わるような器の女性ではないですよね。
少ないチャンスをしっかり掴んで、落ち着くべき場所に落ち着いてハッピーエンド。

まま母の極端なまでにいじわるな言動に共感できるものではありませんが、その動機となる部分には同情してしまいました。