フィンランドエア機内で鑑賞しました。幸せな人生を歩んでいた少女がある日突然事故にあって生死をさまよう物語。
幽体離脱して回想するシーンの中で、おじいちゃんの言葉、表情が一番グッときました。誰もがいろんな人と関わって生きていていろんな愛や気持ちに包まれているという普遍のメッセージながら、幽体離脱という特殊なシチュエーションとクロエちゃんの瑞々しい魅力が いいスパイスになっています。彼女のふとした表情や透明感は同性から見てもとても惹かれるものがあります。
ただ、回想シーンでやたらめったら彼とのキスシーンが出てくるのには少々食傷気味でした^ ^; 。10回はあったかなぁ。う〜ん、100分程度でそんなに長尺でもないのにこの回数、ちょっとチュウチュウし過ぎでしょ〜(笑)。あまりにも出てくるせいでせっかくの回想が軽く見えてしまうし、彼女の可愛さだけでプロモーションするアイドル映画の風味になってしまった気がします。
それが製作側の狙いなのかもしれないし、ファン垂涎の映画であることは間違いないとは思うけれど、本来のメッセージ以上にそこが目立ってしまったのがちょっと残念でした。