不器用なイケメンヤンキーが恋を通して変わっていく姿と青春を、仲間やケンカ、海やバイクを通してキラキラと儚く描こうとされてましたが、どうも主人公とヒロインの魅力で乗り切った感は否めない。
確かに能年玲奈は本当に魅力的だと思った。
シンプルなストーリー展開、脇役達のベタな脇役感はただただ主役二人を引き立たせるためだけに用意され、抗争も、幸せと呼べない生い立ちも、全てエグみの無い上澄みをすくっているのでリアリティはまるで無い。
でもそこが青春ラブストーリーの良さと言えばそう。身構えなくてもピュアな心で観られます。
漫画のほうが好きだけど、これはこれで良いのかなと思いました。