Mac

ラヴレースのMacのネタバレレビュー・内容・結末

ラヴレース(2013年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

大好きな女優アマンダが出ているので鑑賞。ポルノ女優の役とあったので、どちらかというと華やかで明るい話かと思いきや、正反対。なんとも耐え難い事実を元にしたノンフィクションだから驚き。
この上ない酷い仕打ちをする人と、恐怖ゆえにそこから逃げ出せない人というのはどの時代どの国にもいるのだなと感じた。時間軸をずらし映している点が、余計にリンダの我慢する耐えている心境が伺えた。悲しい話ではある。
しかし個人的には、父母が出版の際のテレビをみるシーンとリンダが会いに行くシーンが感動的だった。
作中での登場シーンは少ないが、リンダの父が印象的だった。母がしてしまった事を決して責めず、寄り添う優しさ。娘の辛さを理解し、包みこむ優しさ。パーティ後の電話の内容から察するに、きっと一番辛いのは父であったのにも関わらずこの寛大さ、家族を包む優しさが素晴らしい。素晴らしい父親。
Mac

Mac