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人妻集団暴行致死事件のmotoietchikaのレビュー・感想・評価

人妻集団暴行致死事件(1978年製作の映画)
4.0
「人妻集団暴行致死事件」ってタイトルがもう顛末のすべてではあるのですが、その見せ方が上手い。

悪ガキ3人組は確かにクソガキなんだけど、どこか憎めないし、障害持ちの妻と睦まじく暮らすオッサンもいい。そしてクソガキたちにはオッサンも甘く、自分ちの売り物である卵を盗まれても「若いってのはええのう」みたいなノリで、許してしまう。
なんだかんだ仲良くやる……そんななかでクソガキたちが強姦。あらら……

まあ本当にこの映画がいいのはその後からだなと思う。
オッサンの表情がすごい
セックスがちゃんと物語のギミックとして機能している。

あとこの映画に惹かれるところはロケーションがいちいち面白いところ。ロケ選んだ人センスあると思う
歩道橋の上でいきなりキスしようとする男、やたら柵の低い橋、堤防、高速道路の高架下を歩く青春、最後のカットも橋。
橋の多い映画。いい。
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