うどん権

蛾人間モスマンのうどん権のレビュー・感想・評価

蛾人間モスマン(2010年製作の映画)
2.3
主人公側ではなく怪物モスマン側をついつい応援してしまう稀有な作品。

大学生キャサリンとその友人は、卒業記念に地元の湖にキャンプに訪れる。ところが遊泳中、仲間の一人を悪ふざけのやり過ぎで謝って溺死させてしまう。問題発覚を恐れた彼らは事件を隠蔽することに…
地元を離れ記者となっていたキャサリンだったが、10年後、記事執筆のために再び地元を訪れ仲間たちと再会する。ところがキャンプ当時のメンバーが揃った途端、仲間がひとり、またひとりと何者かに殺されていく…これは地元に伝わる怪物モスマンの仕業なのか…

モスマンの造形は蛾には程遠く、どうやらUMAの方をベースにしていると思われます。
モスマンの正体や、主人公らが狙われる理由など、いろいろ期待していた部分もあったのですが、実際は安直なものでした。でも最後のオチは割と好き。

あと、物語終盤で女主人公にシュワちゃんが憑依するあのシーンは笑いなしには見れませんでした。
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