事前の評判通り、シリーズ最高傑作でいいと思います。
歴代作品各々の良いところだけを上手く抽出して煮込んだ絶品ものでした。
初代の「狩り」に焦点を当てたドキドキ感。2のプレデターによる無双感、プレデタ>>続きを読む
サイコパスな連続殺人犯による殺しの様をねっとりじっくり2時間半も見せられる映画。カンヌ映画祭で途中退席者続出も納得の不快感です。
ところでこの主人公、やっぱり監督を自己投影した姿なんですかね?
精神>>続きを読む
映画『華氏911』でブッシュ再選阻止を目指したマイケル・ムーア監督が、今度はトランプ再選阻止を目指して作り上げたドキュメンタリー映画、それが本作『華氏119』である。
『華氏911』を初めて見たとき>>続きを読む
2004年当時、マイケル・ムーア監督がブッシュ大統領の再選を阻止せんと世に送り出したドキュメンタリー映画。
ブッシュの選挙不正疑惑やテロ対策のお粗末さ等、お間抜けなエピソードを取り上げ、彼の大統領と>>続きを読む
劇場で見て以来の再鑑賞。
戦争を肯定するがために、現地の兵士を「英雄」として祀り上げ、それを見た民衆は英雄譚に酔いしれる。地獄のような戦場を美談で塗り固め、その醜悪さは覆い隠されていく。その熱狂の裏>>続きを読む
傍に死体が転がっているのが当たり前という光景、塹壕を乗り越えるといつどこから撃たれるのかもわからない静まり返った平原の恐怖、まさに戦場という名の地獄を描き出す一方で、火の光に照らされる廃墟にはどこか美>>続きを読む
量産型駄作サメ映画が乱発される中、久々にがっつり楽しめた一本。
サメがいる海でケージ・ダイビングをしてたら、ケージを繋ぐケーブル機が故障して海底47mの地点で置き去りにされてしまった姉妹のお話。
ケー>>続きを読む
今度のサメはビーチで大暴れ!なんと砂の中も泳げちゃう!
人食いサメ出没疑惑が出る中、金に目がくらんだおバカがお祭りを強行して、おバカとパリピが死にまくるといういつもの流れですが、サメ映画の中では割と見>>続きを読む
下ネタとセクハラネタがオンパレードなコメディ映画。007のパロディをベースに、マイク・マイヤーズが主人公のスパイと悪の組織のボスの二役を一人で好演。
30年の冷凍睡眠から目覚めた主人公が、周りの女に>>続きを読む
傑作には程遠いけれど、暇つぶしには丁度良い感じにそこそこ楽しめる映画を作らせたら右に出る者はいないであろう、ポール・W・S・アンダーソン監督による実写版バイオハザードシリーズの5作目。
僕実は原作ゲ>>続きを読む
強烈な映画でした。いい映画だとは思いますが、何度も見たいとは思わないというか、こっちの体力が持ちません…
他の方の感想で、ゴッサムは酷いところだとか、アメリカに住んでなくてよかったみたいな意見を多く>>続きを読む
政治家に転向していたことで休業していたシュワちゃんの、初主演復帰作品。
全盛期に比べると流石にアクションが衰えた感がありますが、もうシュワちゃんも当時60代後半。逆にこの年でもここまで戦えるんだって>>続きを読む
頭脳プレー度50%、筋肉プレー度50%のバランスの良い脱獄映画。でも悪く言えば中途半端。
絶対脱獄不可能な監獄との触れ込みですが、イマイチその凄さが伝わってこないため、見ていてテンションが上がらない>>続きを読む
僕が子供の頃見たゴジラ映画の中で最も印象に残っている作品。
平成ゴジラシリーズの中でも特に子供向けな描写が多めで、それ故に批判もされている印象がありますが、子供時代の僕にとってはこれが逆にいい方向に作>>続きを読む
世界よ、これが日本だ。
時間の大切さを実感したい人と、忍耐の修行をしたい人にはオススメの映画です。
ゴジラシリーズ20作目であり、同時にゴジラ生誕40周年記念作品。
今作のメカゴジラは人間が作った対ゴジラ用決戦兵器であり、宇宙人による地球侵略兵器として完全に悪役だった昭和版メカゴジラとは真逆の存在。>>続きを読む
ゴジラシリーズ19作目。
4作目である『モスラ対ゴジラ』と比較するとストーリーに変更が見られるが、自然破壊や人間の強欲さをテーマとしている点は共通している。
加えて今作は悪いモスラとも言うべき「バトラ>>続きを読む
2014年のゴジラ総選挙で見事1位を獲得したシリーズ第17作目。
今作の怪獣ビオランテは、薔薇にゴジラ細胞と亡くなった研究者の愛娘の細胞を融合させるという、人間の業をこれでもかと詰め込んだことで誕生>>続きを読む
『メカゴジラの逆襲』以来9年ぶりのゴジラ映画。登場怪獣をゴジラ1体に絞り込み他の怪獣を登場させない、人間の愚かさを問いかけるメッセージ性など、初代のトーンを回帰させた作品。
特撮技術はまだ古さを感じ>>続きを読む
奇怪な連続惨殺事件が発生する田舎の村を舞台に、シャーマニズムやキリスト教などの要素を取り入れた、サイコクライムオカルトホラーコメディミステリーサスペンス映画。自分でも何言ってるかわけわかりませんが、そ>>続きを読む
ゴジラシリーズ第4作。別映画で主役を張っていた人気怪獣モスラとの共演作。
軍隊を蹴散らすゴジラのイメージは本作で完成されたと言っても過言ではないです。
自衛隊は陸海空総動員してあらゆる手でゴジラを叩>>続きを読む
総勢6人の監督が手掛ける10本のオムニバスホラー。
参戦する監督は中村義洋、白石晃士、岩澤宏樹など、ホラー映画ファンにとってはおなじみのメンツ。
1本10分程度なのでとにかくテンポがよく、常時ハイ>>続きを読む
ゴジラ映画第18作目であり、同時に東宝創立60周年記念作品。
やはりゴジラのライバルはキングギドラよな!な感をたっぷり味わえる作品。
以下微ネタバレあり。
何と言ってもゴジラとギドラのタイマンが拝>>続きを読む
メカゴジラの人気にあやかって作られた「ゴジラ対メカゴジラ」の続編。
前作と比べると人間ドラマも音楽もダークで重苦しい雰囲気に。
大好きなメカゴジラの再登場は嬉しいですが、前作でぶち壊されたのもあって>>続きを読む
記念すべきメカゴジラ初登場作品。如何にも「侵略者が操る悪者メカ怪獣」という感じ。
機械のからだを活かし、全身からミサイルやらビームやらが飛び出すフル武装。シールド張ったり空を飛んだりと技も多彩。2体の>>続きを読む
時に1998年、初めて日本国外でゴジラが製作されたわけですが、出てきたのはゴジラとは名ばかりの巨大イグアナでファン激おこ(一応興行収入は好成績、ゴジラ映画ではなく一つのモンスターパニック映画と思えば楽>>続きを読む
HF第2章。前章で主人公士郎とヒロイン桜の人間関係をじっくり描いたことが、しっかり活きていることを確認できました。前章での積み重ねがあったからこそ、本作での彼らのセリフや行動に説得力が生まれています。>>続きを読む
執事としてホワイトハウスに長年勤め、多くの大統領に仕えてきた黒人のセシルを通して、アメリカにおける黒人差別と公民権運動の歴史を見つめなおす作品。
白人女性に口笛を吹いただけで14歳の黒人少年が惨殺さ>>続きを読む
ここまで見ていて不快な映画(誉め言葉)は久しぶりでした。結末が不快だったり鬱な映画は特に珍しくもないですが、全編通して不快指数マックスというのはなかなかに堪える…とはいえ続きが気になるので目を逸らせな>>続きを読む
コーエン兄弟監督作、スピルバーグ製作総指揮の西部劇。
父親を殺された14歳の少女が、老いた連邦保安官を雇うという復讐劇。ですが、作品は別段暗いということはなく、コーエン兄弟監督作でありながら小難しいと>>続きを読む
人食い家族「ソニー・ビーン伝説」をモチーフにしたホラー映画。『エルム街の悪夢』や『スクリーム』で有名なウェス・クレイヴン監督作品。
序盤は被害者となる家族のしょうもない喧嘩話やイチャイチャが続き退屈>>続きを読む
マッツ・ミケルセン主演の、復讐をテーマにした西部劇。それ以上でもそれ以下でもない作品。マッツ様ファンならこの映画の戦闘力は大幅アップ間違いなし。
悪党が結構クズなおかげで、鑑賞後には最低限のカタルシ>>続きを読む
国際宇宙ステーションに集結した6人の宇宙飛行士たち。彼らは火星で採取された謎の微生物をステーション内で研究するという役を担っていた。ところがこの生物が予想以上に急成長、クルーたちを襲い始めちゃうという>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人の単純な動きや表情だけで観客を頭の中を違和感で支配し、恐怖させる、すごい映画でした。
そして、全体を支配する違和感の真相、なかなかにショッキング。やや突飛な展開と言えなくもないですが、個人的には許容>>続きを読む
製作費600万円ながら興行収入250億円を叩き出して話題になったPOVモキュメンタリー『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の正統続編。
既に『ブレアウィッチ2』なる続編が作られていたのですが、あちらはP>>続きを読む
イタリアの巨匠、ダリオ・アルジェント監督の代表作。「決してひとりでは見ないでください」という日本での宣伝文句も有名。
リメイク版公開間近ということで、おさらい鑑賞しました。といっても僕の地元では公開が>>続きを読む