キングス・オブ・サマーのさしすせのネタバレレビュー・内容・結末

夏に観ようとあたためておいた作品。
親の干渉にうんざりした3人の少年達がひと夏の間だけ森に建てた小屋で共同生活を送るという青春映画。

3人が建てたのはかなり本格的な秘密基地。
多くの人々が1度は憧れたであろう夢の具現化。

画面中に広がる夏の緑の眩しさと、解き放たれたように遊び回り自由を謳歌する3人の様子。
ビアジオの存在が癒しにもスパイスにもなっている。

ジョーは失恋して、パトリックの傷も悪化した(だろう)し、ビアジオは蛇に噛まれたし、結局それぞれ家に帰ることになった訳だが、成功失敗ではなく、「高校生の夏に経験した」ということが、今後の彼らの人生を彩るのだ。

ポスターヴィジュアルもかなり好み。
「スタンド・バイ・ミー(1986)」も観ようと思った。