映画の味方あっつマン

パージの映画の味方あっつマンのレビュー・感想・評価

パージ(2013年製作の映画)
2.8
年に12時間だけ、殺人を含む全ての犯罪行為を合法にする法律が定められたアメリカ。パージと呼ばれるその日を迎えたジェームズ・サンディンは、最先端のセキュリティーシステムによって保護された自宅で妻子たちと夜を過ごすことに。だが、パージがスタートするや、ある男がジェームズの家に助けを求めてやって来る——。

「パージ」シリーズ第3作「パージ:大統領令」を先に観てしまったので、第1作も観なければ…と思っていた。

パニックホラーだが、相手はサメでもピラニアでもゾンビでもない、生きた人間たち(※パニックホラーという割には、ソリッドシチュエーションだけど)。

年に一晩だけどんな犯罪も許され、街中が犯罪者で溢れるという設定で、「生きてる人間が一番怖い」を具現化している。確かに、私怨や知恵がある分、サメ・ピラニア・ゾンビよりもタチは悪い。

残念なことに、主人公家族の考え方には、まったく共感できなかった。特に息子のチャーリーだが、なぜあの行動が正当化されてたのだろう…。まあ、何事も無く終わってたら映画にならないけど。

「パージ:大統領令」の方が、ブラックジョークが利いていて面白かった。

改めて、銃社会は怖い。

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あと、ジャケットの顔は少し
オードリーの春日に似てる気がする。
おにがわら