ランダムに映画を選んで観ている生活をしているのだが、この作品に出会えて良かった。
正直に言って、20を超えた大人が観るにはつまらない映画である。
しかし、こどもたちはこの映画をとても楽しんで観るであろう。
冒頭の「映画が始まるよ！」というフリ。
たのしんでもらえるように劇場で用意されているアイテム。
声を出して応援できる場面
一緒に歌って夢中になれる曲。
途中で眠くならないように本編はいつものアニメの長さ。
でも、どれをとっても、大人にはなかなか面白味はないであろう。
しかし、親御さんはこの映画を一緒に観に行ってくれたのだ。
なんて愛なんだろう。
この映画を観て、私は小学生の頃、一度だけお父さんが某ポケットのモンスター映画に連れて行ってくれたことを思い出した。
お父さんは観る前からつまらないことがわかっていただろうに。
愛だなぁ。優しかったんだなぁ。
なんというか、色々と相まって最後泣いてしまった。
