感動は一切なし、オトナ帝国や青空侍の方がばか泣ける
ただ、もしAIやクローンが今後発達してロボとーちゃんが現実になったら何をもって「オリジナル」とするのか考えさせられた
それまで生きてきた経験や記憶はあってないようなものだし(劇中でロボとーちゃんを本物のひろしだと、しんちゃん家族も鑑賞してた私も途中まで信じてたように)、何が自己を確立して「オリジナル」とするんだろう
最後、みさえの呼びかけで、ロボとーちゃんは「自分は偽物なんだ」と気付いたけど、自分がロボットやクローンの立場だったらそれまでの記憶も経験もあるからオリジナルとは相違ないわけだし、自分が偽物なんて認識することはない気がする
しかも、しんちゃんはどっちの「とーちゃん」も本物として相違なく応援してるわけじゃん(しんちゃんだから故に無垢な真剣さで)
現実世界でも「かけがえのない自分」なんて言うけど幾らでも自分の上位互換はいるし綺麗事言っても確実に死んだ方がいいごみ人間だっているし世界は功利主義だし、一体ひとの何が価値あるんだろうな〜鬱
なんかぴえんな気持ちになった以上
