まず、昔からあるドラえもんを3D映像にするってところがナンセンスで気が進まなかった。しかも、ストーリーも大体知ってはいるし…とは思っていた。
でも、やられた。展開は分かっていたのに、泣いてしまった。
ドラえもんと自分の身の回りの色々なものを照らし合わせてしまって、ドラえもんの健気さや人情深さに胸が熱くなった。
始めはいたくなかった過去の時代。それでもロボットととしてのプライドを懸けてのび太に尽くす姿に心を打たれた。
主旨とはズレるかもしれないけど、ドラえもんにここまでのび太の世話をさせておいて、任務が終わったら素早く帰らなければいけないというルールが辛い。所詮ロボットだけど、高性能故にきちんと感情をもっているのに…
人間って勝手、と痛感させられた。
基本、有名な感動シーンばかりの寄せ集め。だけど大人になってから見た感想はまた違うものなので、非常に見甲斐があった。
ちなみに、3D自体に偏見はあったけど、見てみたら意外とみんな可愛かった笑
「幸せ」を告白するのび太があまりにピュアで笑ってしまった。
