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STAND BY ME ドラえもんのrurのレビュー・感想・評価

STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)
3.0
ドラえもんは生まれて始めて読んだ漫画です。私はまだ小学校就学前で4巻でした。それから11巻を読みました。この2冊は背表紙が割れるまで読み返しました。人生における雑学の殆どは藤子F由来でした。ノアの方舟も、魔女狩りも、メビウスの輪も、ドラえもんで知りました。ドラクル伯爵はTPぼんでした。テレポテーションはエスパー魔美でした。藤子F(当時はAとかFとか分類はありませんでしたが)読みたさにコロコロコミックからスタートしてビックコミック(エスパー魔美)、コミックトム(TPぼん)、少年チャンピオン(魔太郎がくる)…などなどいけない雑誌を読み漁ったあの頃!
ドラえもんの初アニメ(白黒)は見逃したけど、次のアニメ化はばっちり見たさ! ドラえもんの声が気持ち悪い!って思ったさ! のび太くんの声がドロンジョ様にしか聞こえなかったさ! 声優の変更ぐらいでガタガタ言うな! ダイターン3のあの泣ける最終回がドラえもんにしか聞こえなかった私に同情してくれ! 小原乃梨子はのび太なんかよりチャーリーズエンジェルのほうがずっと合ってるだろ!!

そして甥が見たというこの映画! なぬ?! 私も観なくては?!

と思って見たんだけど、え、えー…
CGは綺麗。でもなんかヒックとドラゴンあたりなんかと比べると全然チャチい。でもドラえもんだから許す。
のび太くんが思ってたよりデカい。まぁ許す。
ジャイアンがスネオに一目ぼれするシーンきもちわるい…こんなん子供に見せてええんかよ。
なんか、うーん…

いまいち?

最初に6巻のさようらなドラえもんを読んだときほど泣けなかったかな…なんか暴力シーンどぎついわ…。
あと映画はやっぱ大きなシナリオを1本どかんとやってほしいと思いました。のび太の恐竜や宇宙開拓史や海底鬼岩城みたいなやつ…

ツイッターで「ドラえもんの定義する幸せって好きな人と結婚することなんだねえ(失笑」みたいな感想を見て、手をぽん、と叩きました。

悪くはなかったけれども良くもなく…。
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