犯人です

GODZILLA ゴジラの犯人ですのレビュー・感想・評価

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)
3.1
【あらすじ】
1999年、日本。原子力発電所で働くジョー(ブライアン・クランストン)は、突如として発生した異様な振動に危険を感じて運転停止を決意。だが、振動は激しさを増して発電所は崩壊し、一緒に働いていた妻サンドラ(ジュリエット・ビノシュ)を亡くしてしまう。それから15年後、アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、日本で暮らす父を訪ねる。原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、そこで思いも寄らぬ光景を目にする。(Yahoo映画参照)

『良い点』
・ムトーの設定
・大迫力の戦闘シーン

『悪い点』
・人間ドラマパートは長い
・ゴジラよりムトーの出番が多い
・暗いシーンが多く見づらい
・細かい点が気になる

(まとめ)
前にキングコング見たので、続けて今作を視聴。
順番的にはキングコングよりゴジラの方が先ですが、前後しても特に問題なし。
ゴジラ映画のハリウッド化なんて良かった試しがないので、心配しながら視聴🫤
まず思ったのが、人間ドラマパートが多い点。
しかも、本筋に関わってこないのが不可解…
個人的に怪獣アクション映画に人間ドラマを多く入れなくても良いと考えているため余計蛇足に感じました。
また、この映画基本的に暗い…
モンスターの全体像を出し惜しみするためなのか意図は分かりかねますがただただ見ずらいです😭😭
また、細かい所で引っかかる点が多い。
広島の核爆弾を言及するシーンもも取って付けたように差し込むし、人間ドラマパートで少し触れたように本筋に関わらない無駄なシーンが多い…
言い出したらキリがないくらい…
そして映画を通して言えるのがムトーがメンイだと勘違いするくらいゴジラの出番が少ない事です…
ラストの戦闘シーンでようやく全体像が見えるのですが出演時間が全体通して少ないです。
エイリアンみたいに前半は焦らして怖がらせる演出なら分かりますが、ゴジラはそもそも全体像をみんな共有してるので焦らした所で余り意味がないなと感じました。ムトーの方が怖かったです‼︎
しかし尺が短いですが、ゴジラvsムトーの戦闘シーンは圧巻の完成度で流石ハリウッドと唸る出来栄えです‼︎
ムトー自体の設定も個人的には結構好きです。
ムトーの成長過程や生態等が面白くて、ビジュアルも他の映画のモンスターに似てはいるものの良かったです!
ご都合主義や悪い点が目立ちまくる今作品でしたが、なんだかんだ最後まで見れました。
それは、やはり怪獣には何か観客を惹きつける魅力みたいなものがあるのでしょうか?