このレビューはネタバレを含みます
「我々には解明できない謎が宇宙には存在する だが 我々が何者でなぜ存在するのかはー謎ではない その答えは我々が自分の中に持っている」
創造主たちに最後にオプティマスプライムが言う言葉だ。そう、私たちはここにいる意味というのは自分で見出すものだしそうでなければならないと思う。
人間がトランスフォーマーを造ろうとして、メガトロンがその中で復活しまたトランスフォーマー同士が闘う。しかし、今回はオプティマスプライムが言うように人間が自らの手で滅ぼすものを作ったと言えるであろう。しかも、冒頭の部分でラチェットが殺されてしまうのが辛かったし、それを解剖して作っているのがあの敵たちと考えると、味方を裏切り敵を作るなんてなんとも人間は愚かではないかと思ってしまったのだ。
今回は中盤から最後までずっと盛り上がっている感じでしんどかった。創造主からオプティマスを連れて帰るように言われたロック・ダウンが途中でオプティマスを捕まえた時点でまだ中盤でしかもそこから、最後までほとんど登場せず、最後にオプティマスと闘うが、そのシーンも微妙と言えば微妙だった。オプティマスの胸に刺さった剣を車で引き抜けるものかねと思ってしまった。
それでも、やはりオプティマスの高い倫理観には毎回感服させられた。
