”殺すことと愛することは同じだろ”
劇場公開時に観たかったけど見逃したので借りてきました。原作は最初の数話だけ読んだことあっただけで、ほとんど知らない状態で観ました。どうせグロいだけでロクに中身のない、胸糞悪い映画なんだろと思っていたというか、それを望んでいたんですが、グロいのが苦手な人にはキツイかもしれませんが、僕にはかなり高度なグロ耐性があるようなので、出てくる血の殆どがCGで、血より赤い球が飛び散る方が多いため、あまりグロいとは感じませんでした。プライベートライアンの方がよっぽどグロいです。あれはあれで平気なんですけど。
ホラーとかサスペンスって言うよりは、コメディだと思いました。始めに出てくるだるまなんか、漫画で読んで想像してたテンションと全然違って、そんな感じなの？ってニヤニヤしちゃいました。しかし、ニヤつくだけでなく、メディアや大衆への批判も含んでいるように感じたので、ブラックコメディなんだろうな〜という印象を持ちました。
神木隆之介が、今までに見たことないぐらいワイルドで、彼のことをTHE 草食系だと思っていた僕は衝撃を受けました。本当かっこ良かったです。福士蒼汰に関しても、出演作を観たことがなかったんですが、かなりいい俳優なんじゃないかなあと思わされました。
日常が大事だよねっていう教訓をこんな形で提示されるのはちょっと納得行きませんけど、正直に言って、かなり楽しめました。悔しいけど泣いたところもあります。笑
これでもし続編がなかったらこの映画の評価はグッと下がりますが、あるのであれば、続編に期待します。
