まる

チョコレートドーナツのまるのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
5.0

2回目の鑑賞
同性愛者に対する偏見や差別
ダウン症の子に対する冷たい言葉
正義を振りかざした悪
映画を観てたら
なんて酷い人達なんやって思うけど
自分もしてないか?って怖くなった

ルディの自分をさらけ出せる強さと
愛情深さに憧れて羨ましくなったし、
ポールの真面目さと葛藤に苦しくなって
マルコの素直さと可愛さに癒された

裁判の時の心ない質問や
決めつけ、偏見、差別が苦しすぎたし
救いようのないラストで胸が痛い

ただ愛し、守りたかった子の最後を
小さな新聞記事のみで知って
正義を振りかざしてた人達には
欠片も映らないなんてリアルすぎる。
昔の映画やけど今でも悪意の有無含めて
差別の目は変わってない気がする。
私もそうならんように
色んな価値観を持ちたいな

最後の手紙で
嫌な上司が悔やんでくれて良かった
まる

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