チャーリーライス

チョコレートドーナツのチャーリーライスのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
1.9
結末の残酷さをマイルドに中和するかのように挿入される歌唱シーンとか、裁判シーンの陳腐さとか、演出面が全体的にちょっとダサすぎて無理だった

マルコの描き方が記号的で、内面が全く描けていないというのは致命的な欠陥
作り手のマルコに対する理解の浅さが描き方にそのまま表れているのではないか

この映画を観た後で、ダウン症やゲイの人たちに対する共感や想像力が深まったとは全く思えない、ただ悲しいだけの作品

どうでもいいけど邦題チョコレートドーナツって、考えたヤツさすがに適当すぎやしませんか