ゲイバーで働きながら歌手を夢見るルディは恋人・ポールと共に麻薬所持で逮捕された隣人の子供・マルコを引き取ろうとするのだがーーーーー。
差別や偏見はいつの時代も無くならないのだろう、と鑑賞後に思いました。
性の対象は異性だけ。と誰が決めたのでしょう。十人十色といつ言葉がありながら、人は自分と違う人種を排除しようとします。ただ、愛する対象が同性だっただけの事なのに。
母親の元に親権を戻したのは、ゲイカップルにマルコを渡したくなかった意地のように感じてなりません。
「僕のお家じゃない」と拒み続けたマルコの言葉が全てでした。彼にとって家族はルディとポールの2人で帰る場所は実母の元ではなくて、3人で一緒に住んでいた家だったのに。
この悲しい映画が実話だなんて信じたくないです。