ぴのこ

チョコレートドーナツのぴのこのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
5.0
翌日まで悲しみを引きずった
映画はこれが初めてでした。
3人で遊んでいる時の
幸せそうな顔を思い出すともう、、。


現実的に考えると確かに
そうなんです。
付き合いたてのゲイのカップルが
子供も保護するなんて
不可能です、
そりゃそうなんです。
でも!
マルコの気持ちはどうなるの!
どうにかならないの!?
そう思わざる終えないんです。


この作品を見終わってから
色んな方の感想を見ました、
その中にこのように
書かれている方がいらっしゃいました。

いつ、どこで、わたしたちの不寛容さが見知らぬ誰かを追い詰めているかわからないのだ、と気づくことでしか、この世界は変わらない。


まさにその通りで
深く共感しました。
だからこそこの映画は
1人でも多くの人の目に
触れるべきですし、
皆んなが自分の考え方、行いに
今一度向き合い気づく必要が
あると、そう思いました。


この作品の
アランカミングさんは
バイセクシャルですし、
アイザック君はダウン症です
映画だとしても
キツイ言葉で批難されるのは
ツラかっただろうと思います。
ですが、本人達だからこその
説得力がそこにはあり、
彼らにしか作り得ることの
出来ない素晴らしい
作品になった思います。


この作品によって
ルディとポールのような
愛に満ち溢れた人間が
少しでも増えればいいな。
ぴのこ

ぴのこ