フィーバー

チョコレートドーナツのフィーバーのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
1.0
この作品は、評判が良く拡大上映で観ることが出来て期待度MAXでの観賞である。

確かにダウン症のマルコが可愛く酷い境遇に対して憤りも覚え、切なさを感じる物語である。
しかしマルコの物語ならそれで良いが、この作品の主人公は男性の同性愛者である。

この設定は、男性から観るとマルコ救済物語をすなおに受け止められない。
この段階で女性向けの作品と言える。

それどころか男性目線で観るとマルコの為に法廷で頑張る姿がどうしてもゲイを受け入れられない事に対する主人公の自己中心的な怒りに見えてしまう。

障害者をだしに使った同性愛差別反対運動に思えてまったく共感出来なかった。

まさに女性限定のお薦め作品である。