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チョコレートドーナツのsaのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.6
報われねえよ、、、
凄く暖かくて凄く冷たい作品。

「ゲイは、何もかも、ほぼ不可能よ」
常にルディの歌がしみる、刺さる。

アラン・カミングの仕草が本当に可愛くて、最初、「今のめっちゃ可愛い、セクシー、可愛い」ばっか出てきた(笑)アラン・カミング自身と近い人間であっても、やはり同じ人物ではないわけだから、そこが難しいよなあ、と。どんな役でも近いけど違う人間を演じるって一番難しいよなあ。誰目線やねんって話だけど。

凄く好きなシーンがあってですね。
面会シーンで、マルコがお話を聞きたいって言って、ルディがポールの方を見るんだけど、その時のポールが涙目でウィンクするんすよ。やば過ぎた、めちゃくちゃ泣けためちゃくちゃ良かった。

社会派でもあり、人間ドラマでもあり、完璧に融合されていたなあ。

マルコは、ハッピーエンドが大好きだったのよ。
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