KaNako

チョコレートドーナツのKaNakoのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.3
ゲイカップルが、麻薬所持で捕まった母親を持つダウン症の子と過ごすための葛藤を描いた映画

マルコは母親を選べないし、ダウン症であるし、これ以上の苦労(施設暮らし)をたった15歳の子に背負わせるのかという、ルディの言葉が胸に刺さった
マルコはなにも悪くないんだと
それで隣人の子を育てようとする彼はすごい

でも周りはゲイカップルの親が親権を持つことを許してくれなかった
マルコ自身が一緒に暮らすことを望んでいたのに、学力の成長も伸びていて、他人とのコミュニケーションも変わっていって
これ以上素晴らしいことはないのに、なぜゲイということがこれ程の障壁になるのか

法律は彼らを守ってくれないし、むしろ敵なんじゃないかと思えるくらい
何のための裁判なのか、正義とは、家族とはなにか、色んなことを考えさせられました
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