社内バーテンダー

チョコレートドーナツの社内バーテンダーのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.5
主人公たちは純粋な愛を守りつづけたけど、
対する大人たちは別の物を守り続けていたんじゃないかと思いました。

きっと弁護士や検察官は自分が見たい世界観を守り続けていたし、
裁判官は他の人が見てる世界観からズレない自分を守り続けたんでしょうね。

多分ポールはもともとは後者のタイプで、本来の自分ではなく一般的であろうとしていたけど、
そんな中でルディと出会って純粋な愛を表現する勇気を得た気がします。

純粋な愛が美しいと感じるのと同時に、
世の中の仕組みやルール、常識が、純粋な愛による選択を阻見かねないということも感じました。
ルディのような勇気ある人達の存在を見ると、自分が何を大事にしたいのかに気づけますね。