映画(コリン・ファレル)やドラマ(シェアー・ムーア)のSWAT像を期待して視聴するとかなり肩透かしをくらう。
SWATという組織でありながら、チームプレイやプロ意識は皆無で、物語の添え物でしかない。
キャラクターの行動原理にも一貫性が無く、それぞれの感情の起伏が読みにくく、辻褄が合わない。
敵役も何者なのか語られず、主人公サイドの上位互換なスキルでありながら、ご都合主義で終幕を迎える為、カタルシスがなにも得られない。
幸いなのは1時間半未満という上映時間の短さか。
おすすめはしないが、ドラマ「スーツ」のガブリエル・マクトが主演なので、彼が好きな人は一見しても良いかも。