白人警官による、黒人青年殺害事件。
黒人青年のオスカーが、大晦日から新年を迎え、殺害されるまでの日常を淡々と写し出してます。
映画の冒頭には、現場にいた人たちが、スマートフォンで撮影した実際の映像から始まります。
オスカーは、服役経験もあり、真面目とは言えないが、3歳の娘や家族のために更生を誓い、これからという時に、理不尽にも命を奪われる。
理由は、黒人だったから。
殺した警官は、逮捕されるものの罪はとても軽いもの。これが、逆の人種だったら判決は違っていたのではないか?
まだ世界各地に残る根強い差別と、それを助長するような団体、組織。
日本では、他国ほど差別的な光景を目にする機会は少ないので、この映画を見て人種差別の問題を考えるきっかけにしてほしいと思います。
R.I.P
Oscar Grant