バビムラ

ジュラシック・ワールドのバビムラのレビュー・感想・評価

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)
3.8
迫力がバヤリース。

——強大な生命。かつて大地を蹂躙し、自然(神)と共存共栄した竜たち。強大すぎるチカラを持った竜の時代は、気まぐれな神(自然)の怒りによって終焉を迎える。そんなチカラの化身が、くしくも現代の生物界の覇者である人間のチカラによって甦る。

——そこでモンスターパニック発生。

竜を侮った人間たち。ことごとく欺かれ、蹴散らされる。まるで大自然の縮尺図。

このかつてない争いが、どう幕を閉じるのか。その最期は、大恐竜エンターテイメントとして意外性もあり珠玉の仕上がり。(モサモサッッ)

当方には死の恐怖程度では感情の動じない冷徹な姉がいるのだが、途中草食竜がバタバタと倒れているシーンでその姉が泣いた。評価できる。

映画館での記録であれば+0.2点していたと思われる。しかしそれは同時に、大迫力であることが核であり全て、という結局のところ大恐竜エンターテイメントムービーであることを示している。よってこの評価に落ち着いた——。
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