チャンガン

マッドマックス 怒りのデス・ロードのチャンガンのレビュー・感想・評価

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シリーズ続編であることは知っていました。だからこのシリーズを通して観るのが筋だろうなと思っていたんですがやっぱり気になって観てしまいました。そしたら評判通りとても面白い!!ってなった

終末後が舞台の作品っていうのは割とありふれている気がするし、筋書き自体は単純なものかもしれない。でも映像でしか表現できない、世界の色彩であったりダイナミックな動きであったりがこの映画を何倍も盛り上げている気がする。砂漠という舞台とマッチする、これでもかというぐらいの極彩色は普段街とか歩いてても絶対遭遇しないし、登場する人物たちの生や自由に対する執着というかエネルギーを表現していると感じた

ウォーボーイズをはじめとしたキャラ達のビジュアルも、街をポンって単独で歩いていたら浮くだろうに、あの砂漠の中で車ブンブン言わせながらスピード出して走ってるとなぜかフィットしてるんだから不思議ですホント。ほんとにこの世界が滅亡したらあんなファッションが残るのかね。永遠のナゾ

あとこれは造形ではなく技術的な点ですがたまに映像の動きがぶいいいいんってなったのはなんだったのかわかりません。コマ数が落ちたような、ストップモーションアニメになったような、といえばいいのか?あれがなんだか心地よかった

個人的にあのエレキギター鳴らして士気上げてる(?)人のビジュアルはもちろん存在がすごく好きだった
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