涙が出た。
頭上から降り注ぐ水を歓喜して掬い揚げる群衆とシリーズを愛する人達の姿が重なった。
ファンにとってこのラストを迎えるまでに胸中に渦巻く複雑な思いは2時間ではなく、27年と2時間という途方もない期間で蓄積されたものだった。
それ故、鑑賞を楽しみながらもエンドロールを迎えるまでは何処か拭い切れぬ鬱々たる思いがあったろう。想像するだけで辛くなる。
そんな全ての思いを吸い上げて頭上からぶち撒ける!
こんな気持ちの良いラストあっていいのか!
最早多くは語るまい(語る言葉を持たない)。
シリーズ通して見るべし。
そして、ありがとう全てのマッドマックス。