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バレエ・メカニックのREDRUMのレビュー・感想・評価

バレエ・メカニック(1924年製作の映画)
3.4
産業革命を問題視した実験的モンタージュ。機械の動きや人の動きを何回も繰り返すことで、人間が機械に、機械が人間に近づいていいくことを揶揄している... そして途中で出てくるフランス語の文の意味は分からないけど、そこからOだけが抽出されて、次々とそのOが画面に増えて現れたり消えたりを繰り返す。この文字は言語的意味を持たず、ただ象形として、一つのアートのピースの役割を担っている。その当時モンタージュとは、色・形・大きさ・動き だけでどれほどの映像表現が出来るかを実験していた背景を知っていると、また違う視点で観れて興味深いのかもしれない。真面目かっ
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