涼風

ネイビーシールズ:チーム6の涼風のレビュー・感想・評価

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『ネイビーシールズ:チーム6』と『ゼロ・ダーク・サーティー』を続けて見たのだけど現代の戦争って感じが興味深かった、許可がないと突入出来ない。だからこそ最後の突入が構成的に映えてくる。映像的には両作品ともステルス機のブラックホークが闇夜に紛れて飛んでるのが格好良過ぎて。

『ネイビーシールズ:チーム6』はタイトル通りと言うか『ゼロ〜』で省略されたシールズ隊員が丁寧に描かれていて、この戦争においてこの作戦の重要度や緊張感が伝わってくる。事実とは異なる(そもそも全容は未だ国家機密)突入時のカメラをヘルメットにつけたのも良い演出だなぁ、と。

あと『ゼロ〜』は家を見つけるまでが長くて(見つけた人の話だから)『〜チーム6』は家を見つけてからが長い(作戦の準備班や実行部隊の話だから)。同じ出来事を描いているけれど両作品とも素晴らしいし視点が違うので続けて見るのも全然ありでした。

むしろ『〜チーム:6』の方が劇場未公開のテレビ映画なのにまったく劣らない完成度なのがすごい。僕はジャンル映画的に好きなので贔屓目はあるかと思うけれど……
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