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ソロモンの偽証 前篇・事件のmoのレビュー・感想・評価

3.3
第一の感想は、松子さんがいい子だった。
もし私が松子さんだったら、周りにいる大人や警察に助けを求めて、あんなボコボコにされるのだけは無理!って思ってじゅりさんの元に自ら助けようと飛び込めない。
普段頭では絶対に助けれる!って思っても、いざ当事者になったら足が動かないと思うから。

よく、いじめるのにはいじめられる原因があると言う大人(人)がいるけど、それも一理があるが、、いじめという行為自体がそもそも起こりうることがいけないと私は思います。
なぜ、面と向かって一対一でお互いが気が済むまでぶつかり合うことが出来ないのか。
それは、弱いから。
集団で1人を攻撃し、終わりのない日々を震えながら送る人がなぜ、今現在たえないのか。
どうして自殺する人がいるのか、なぜ他殺と疑惑が出てその犯人に仕立てられるのか、、
人間は醜くいなとつくづく思います。
とても日常で起こりうる作品でした、、
なので余計、まだ何も変わらない世の中が怖いなと思います。

この作品を通して、因果応報という言葉を知ってほしいなと思いました。
相手にした分だけ自分にも不幸がかえってくる。

そして、主人公の藤野さんの
最後に「私たちみんな傷だらけです」って言葉が咄嗟に出るものなのかなって思ったけど、短期間で色々なことが起きて、良く悪く深い経験を味わったからこそ出た言葉なのかなと思いました。

後半楽しみデス✳︎^^✳︎
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