同じ人物を題材にした映画も観ましたが、やはりこのマンデラ氏は現代にも生きて、その背中を見せていて欲しかった人物であったと思います。
当時も、差別問題は激化していた時代でしたが、「目には目を」という人であれば陥りがちな、
負の連鎖を見据え、新たな出口を模索しているようだととらえました。
指導者として、人として、どうあるべきか。
色々な思いを持つ人間がいるのは当たり前な世の中で、汲み取り過ぎるときりがない。
ただ自分はどう思うのか。大切なものはなにか。ブレない芯はなにか。が映し出されている映画だと思います。
差別問題を捉えようとする映画としてもいいかもしれませんが、
何か迷っていたり、思いのほか、物事がうまく進まずに自分や社会を責めている人にもおすすめです。
