座長がお気に入りの役者集めて、昨今の話題作を監督した方にオファーを出し、好きな芝居をする、最早伝統芸能の域に思えます
スポンサーも固定客も離れない、吉永小百合でしか成り立たない
友人は劇中3回泣いたといい、別の友人はお前にはまだ早いといいました
何にも起こらないストーリーだけど、エピソードが心の琴線に引っかかる人にはこみ上げるものが有ると
しかし私は友人の忠告通り、何とも感じません…
内容はお伽話、世話物の歌舞伎の様な構成で、死生観を描写する箇所に反応する方も居るでしょう、私には今ひとつでした
熱演が目立つ方はこれほどまでかと、棒台詞の方はこれで良いのかと、両極端な方々の共演は作品全体のトーンもバラバラで集中も出来ず
現代劇では有りますが、2014年の日本を切り取る様なものではありませんでした