このレビューはネタバレを含みます
ディズニーのSF作品ということでCGや世界観がとにかく面白かった。
→幼少期のフランクのジェットパックで飛行するシーンは爽快。
歳とった現代でもジェットを使う姿は粋だなと。
バッジを手に入れてトゥモローランドに引き込まれたケイシーが観た世界とか本当に美しい。
人の夢と希望というディズニーお決まりのテーマで進む物語はテンポが良すぎてケイシーのようについていけない感は否めない。
→だからケイシーが質問攻めするのもよくわかる。
まぁ自分もケイシーの立場なら聞いちゃうタイプだし…
でもディズニーだから楽しむことができる部分も。
イッツアスモールワールドからのトゥモローランドはファンなら絶対楽しい。
本当のアトラクションシーンが出てくるのはアツいね。
同じバッジがあるおもちゃ屋を訪れたシーンにはトイストーリーのザーグやブロックがあったりスターウォーズのキャラ、猿の惑星になんでもありの状態。
ファンサービスでもあり情報の渋滞でもある。笑笑😂
アクションシーンも満載でホームアローンのようなギミック沢山のイタズラシーンは観てて面白い。
バスルームが逃げ口になってたりセキュリティーが安全なのもメカ大好きなフランクの独占場に。
気になったのは、人類の滅亡を阻止するためにモニターを壊したけどそれでも人類が滅亡することに変わりはないんじゃないのと思った。
引き寄せの法則のように人々の思い込みで人類が滅亡する可能性が高くなっていたということは元の原因は人間だから根本的に救ったわけではないのでは?
トゥモローランドに来れるのは夢を持った綺麗な人のみ。
→全ての人を許したらトゥモローランドも滅んでしまうというのはわかるけど限定的な人数の制限がディズニーの良さと悪さを表している気がする。
でも自分の父親と兄弟はOKという家族ひいき。家族愛をうたってるかもしれないがそういう人間の分断がまた地球滅亡に近づけるのでは?
その夢を持つ人が最終的には未来のある’’子供たち’’にフォーカスがあっていたけど、
一番最初にトゥモローランドと地球をつなげたのは権力のある有名人。(テスラやエジソンなど)
→それを一般人は知らないということが怖い。
知らないからエッフェル塔からの謎のロケットを撮影。
→現代らしい描写になんでもすぐに写真を撮るという現代の人々がとても嫌になったシーンでもあった。