ミドミドキ

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生のミドミドキのレビュー・感想・評価

3.9
前回のマンオブスティールはそこまで面白いとは思えず、特にラストシーンの街で大暴れには何人の人が巻き添えを食らってしまったんだろうと、変に気になってしまい好きになれませんでした。
ところが、今回はあのメトロポリスでの争いをバットマン視点で描くことで、バットマンですらも超人二人には手も足も出ずに怒りすら感じている。これは、マンオブスティールを見たときの感情と近く一気に新しいバットマンに感情移入することができ、とても良い流れだと思いました。
バットマンとスーパーマンの対決シーンもとても迫力があり見応え充分。そして、ワンダーウーマンが想像を遥かに超えて良いキャラクターで、正にヒーローの登場シーンに相応しい登場の仕方で最高でした。
この映画の評価が悪い理由も分かりますがマーベルの明るいヒーロー映画とは違って暗い雰囲気のDCといった感じで、違ったヒーロー映画の楽しみ方ができるので僕は結構好きです。脚本上分かりずらいシーンが多いですが、夢のシーンなどは今後の伏線だと思うので、今後のDC映画に来たいします。