なお

卍 まんじのなおのレビュー・感想・評価

卍 まんじ(1964年製作の映画)
3.8
マジ卍!!←言いたいだけw

日本を代表する?百合映画。

谷崎潤一郎の原作も未読な為、これを見るまでは、なんかエロくてヤバそうなイメージだったのですが、
思っていたよりドロドロした同性愛モノではなくあれ?男の人との恋愛?もあるし、会話はまるですれ違いコントみたいだし…なかなか笑える意外性のある作品でした。

岸田今日子も美しいのですが、やはり若尾文子の美しさは格別!
美しさ故に、何を考えてるのか分からない魔性の女性。本人が本当に綺麗だから、物語に説得力が増し、より面白くなっている気がしました。

あなと私どちらが彼女とパッション←を感じたか、どちらが彼女に愛されているか…などなど…嫉妬に狂わされる人達。

ただただそういう話なんですが、やり取りの面白さであっという間に見てしまいました。変な関西弁も途中からクセになってくるから不思議ですw
ちょっと説明が多い映画なのですが、会話劇でどんどん魅せていく、個人的にはなかなか好みな映画でした。

男性同士の恋愛モノより女性同士の恋愛モノって少ない気がするのですが…どうでしょ?

リメイクしないかなー今なら誰が演じるかな?それを考えるだけでも面白い。

今ならアマゾンプライムで見れるので、見るものが無い時などに是非〜
なお

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