卍 まんじの作品情報・感想・評価

「卍 まんじ」に投稿された感想・評価

magnetman

magnetmanの感想・評価

4.6
若尾文子のファムファタールぶり、船越英二の安定感、そしてなんと言っても岸田今日子の狂気!
yukako

yukakoの感想・評価

3.8
谷崎の小説に出てくる女性はファムファタルという甘い言葉などとは程遠い美しき魔女。痴人の愛のナオミを彷彿とさせる様な全てを破壊しつくす狂気。若尾文子さんはとても美しいけれど、その美しさは綺麗という言葉で片付けてしまえるような明るい美しさ。むしろ岸田今日子さんの方が光子の持つ怪しさと人を惹きつける魔力があると思ってしまった。
このキモさがまた格別 増村保造「卍」

昨年の今頃、同じ増村監督、新藤脚本 谷崎原作、若尾主演の映画を観ました。
タイトルは「刺青」キモイ映画でした。

そしてこの全く同じ4つの名による「卍」。

製作年はコチラの方が古いようですが・・・

やはりキモイです。

このキモさが後の増村保造の最高傑作「曽根崎心中」に連がるのです。
なんも死ぬこたないやん
イカれた性愛の成れの果て
ただし本人たちはパッションやー
Ghassoul

Ghassoulの感想・評価

3.7
なにこれ、サスペンスホラーじゃん!まじ卍!

岸田今日子、岩尾文子、船越英二、気付いたらこのイカれた3人の演技に飲み込まれている。
こんな変態ども好きにやってくれ!って思うんだけど、やっぱり気になってしまう。絶妙な緊張感がある。

ただ表立ってなかっただけかもしれないけど、この時代のレズってレアな感じするなあ。
原作読んだことないけど、谷崎潤一郎ってやっぱやばいんだね。
凄く変な雰囲気で同性愛のようなものかと思ったけどもう少し複雑なはなしだった
終始アップで見せてきて寄せたショットがほとんどの会話劇で変な雰囲気の映画だった
マジ卍
この「卍」は、学生時代に「樋口可南子&高瀬春奈 版」を文芸地下かどこかで観たが、どうも理解不能の谷崎潤一郎ワールドであった。 
本作は、脚色が新藤兼人ではあるが、当然ながらストーリーは同じようなもので、どうにも面白くない。この原作は、どうも自分には理解を超えている。 

しかし、若尾文子は綺麗であった。
増村監督は天才だったし、彼のスタイルがとても尊敬しているけど、この作品は僕にちょっとつまらなかった。特に主人公が好きじゃない。悪い映画にはもちろん遠いけど、傑作でもない。
昔の女優さんの持つポテンシャルの高さを味わうと同時に谷崎作品の映画化は大変に困難なのだなと思わされた。
しょーもねー?!なんというか、カンというか?
>|