流星さん

キリング・フィールズ 失踪地帯の流星さんのレビュー・感想・評価

4.0
ウォーキングデッド シーズン7でリックたちを恐怖のどん底に陥れてる極悪非道の殺人鬼ニーガン。

そのニーガンを演じるジェフリー・ディーン・モーガンがとってもナイスガイなのがこの映画。
クロエを追って昔買って観たきりだったのですがジェフリ-・モーガンが出てる事に気付いて違いが観たくて観返してみました。
わかってはいたけど全然違う(笑)

それ以外にもサム・ワーシントン、ジェシカ・チャステイン、クロエモレッツ、ジェイソン・クラークとキャストが物凄く豪華で気になってた人もいると思う。
評価があまりにも悪いので渋ってる人もいると思うけど。

個人的には言うほど悪くない。
ただやっぱり説明不足。

メキシコとの国境に面するテキサス。映画の中での描かれ方はまさに無法地帯です。一言で言えば危ない場所。
主人公の警官2人のオフィスに貼られた地図には数え切れないほどの事件現場がマークされていて
映画の中で起きた事件はほんの数件だった事がわかる( ´_ゝ`)
この説明がないのは痛いと思う。
何より事件が多いので何を追って何を裁いてるのか不明確になってくる。

そういう意味で焦点が曖昧なので映画を観た後何が解決したのかよくわからない。

加えて汚職だとかそういうこともあるんだろうなって雰囲気が出てた。
信頼出来る警官が少ないのか単独行動が多い。
はっきり言ってみんな悪く見える。

描かれてる問題が多過ぎてよくわからなくなってレビューまで無法地帯になってるんだろうなーって思います(笑)

アメリカの違った1面が画面越しに伝わるドラマ。
ラストシーンでほんの少しだけ救われる(笑)