最後のショーは素敵でした。是非見て欲しい。
でも、最後まで見た時のショーと、最後だけ見た時のショーは絶対に違うはず。これが面白い。
いままでファッションのイヴ・サンローランって、お恥ずかしい話あまり興味がなかったんだけど、（基本的にバッグや財布は見てた）
彼の豊かな才能、彼を支える人達の葛藤、
生活・経験からのインスピレーションをデザインにしてそれに魅了される人々。
天才は孤独なのか？本当に？
だれも理解できない頭かもしれないけど、でも家族、友人との生活でなし得たものも多いんですね。その間には、怒り苦しみ悲しみがもちろんあるんだけど。天才ではなく、まず人間だから。
音楽や服飾が素敵。ストーリーは少しありきたり。始めはスロー過ぎて。
途中の刺激も無いに等しかったけど、世界で活躍した人間について知るには心穏やかに見れる作品でした。
美。
