イヴ・サンローランの作品情報・感想・評価・動画配信

「イヴ・サンローラン」に投稿された感想・評価

世界的デザイナーであるイブサンローランの残した功績とは裏腹に荒れた私生活を描くという作品。華々しいファッションの世界のウラでもがく1人の"人間"が描かれていたのが印象的だった。

クリスチャンディオールに師事し、異例の若さでディオールのデザイナーを任され、自身のブランドも立ち上げるという順風満帆に見える経歴。初の有色人種をランウェイに起用したり、シースルーを提案したり、ファッションにおける革命児。しかしその華々しい世界とは裏腹にプライベートはかなり荒れていた。

ポヘミアンラプソティなどでも描かれていたことだが、有名人も1人の人間であり、人並みに悩み苦しむ。彼らの苦悩に寄り添ったような描き方がされていて、とても誠実な作品だと感じた。

ファッションの作品であるだけに、眼に映るもの全てが美しく、画面を見ているだけでも眼福。

服好きはもちろん、それ以外の人でも十分に楽しめる作品に仕上がっていた。
イヴ・サンローランほど天才でファッション界に影響を与え、尚且つ孤独で苦悩に満ちた人間はいないと思う。彼は服に対して命をかけていたんだと心底思う。
天才であるが故に酷い人生。オートクチュールは神聖で奇跡の産物であると同時に彼から“若さ”を奪った。
“名声とは幸福の輝かしき葬列”
M

Mの感想・評価

3.4
1人の天才がどのようにして生まれ、生き抜いたかを見せてくれた。美しさと才能、不安定さがあるイヴと、彼を支え続けたピエール。2人の生き方は対照的で、この2人だからこそ生涯寄り添っていけたんだと思う。時々我を失ったかのように取り乱したり愛人を作ったりもしたイヴだが、それでも彼を信頼し続け、彼自身にもブランドにも一生を捧げたピエールの苦悩にも考えさせられる。一生添い遂げることができる相手との出会いの貴重さや、表で生きること、裏で生きることの辛さを感じた。21際にしてディオールのデザイナーに就任したことから、若い時間をいかに自分らしく過ごすかについても考える機会を与えてくれた。
kanaco

kanacoの感想・評価

2.5
変わらぬ愛をくれるひとがそばにいてくれてイヴは幸せ者だなと…
天才ってどうしてこうも破壊的な方へ進んでしまうのだろうか…

ショーは毎回豪華で素敵だった
katy

katyの感想・評価

-
アルコールとドラッグに溺れる前のイヴの内気な感じとても好きでした
豆

豆の感想・評価

3.5
CHANELに続いてイヴ・サンローランの伝記映画。少数者性はあっても、やはり迫り来る困難は全然違う。
人間関係はさまざまで、善悪の区別なんて当事者にしかわからないと言っても、男女の物語だったら途中で見るのをやめてしまっただろう主人公のクズっぷりだった。

だが、それとは別に、たくさんの服を相応しい演出の下で見るには楽しい。
サンローラン誕生物語。
ディオールのデザイナーに若干26歳で抜擢され、その後自分のブランドを築いていくイヴ。それを経営かつ性的パートナーとして支えるピエール。


魂を削るようなデザインが生み出さていく描写は少なく、全体的にその栄光と破滅の上澄表現に留まる。フランス映画らしい「美」へのこだわりは感じるものの、主人公が同性愛者でドラッカーで退廃的であることにのみ強くフォーカスが当たり過ぎていた気がします。


ただ、コレクションのシーン、モードが創られるってことを、わずがながら感じれる映像にはワクワクした。
LiveMe

LiveMeの感想・評価

3.2
ファッションとしての美しさと、生粋のデザイナーだったサンローランの人間性や悲劇の描き方はとても良かった。
ただ、同じようなシーンが乱立したことと、それに伴って後半、サンローランが洋服に向き合うシーンが減って行ったことが残念だった。そんな状況の中で彼がどんな風に服を作っていったのか見たかったのに。
ピエール役のエロい視線は見事で、優しそうなのにセリフ以外のところでも野心や欲が見え隠れする演技は圧巻だと思った。
aktrk

aktrkの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

イヴ・サンローランの伝記作品👗

年代ごとのショーが美しくってたのしい〜
天才イヴ・サンローランでも、死にたくなったり気を病むことがあるなんてと思った

ゲイだった彼は恋人を経営者に配置し、それが良くも悪くも…って感じ

ただストーリーの展開が少ないし、衣装とフランスの街並みが綺麗なので画が綺麗ってところしか良さが見出せず、、

服飾に興味がある人は楽しいかも!
天才って大変やな。


あぁ、このスタイルこそ、ディオールからイヴ・サンローラン!なクラシックスタイルから、

あのモンドリアン柄のワンピ、

華やかなイヴ・サンローランの実際のコレクションの数々と、

モロッコ・マラケシュの美しい庭と別荘に調度品。

眼福。


お洋服のデザイナーって、年二回、
魂削って消耗されて行く最先端を産み出さなきゃいけないのすごい壮絶だな…



愛してくれているひとがいても満たされない。
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