ブルーススターキラー

ゴーン・ガールのブルーススターキラーのレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
4.2
・再投稿・
[ゴーン・ガール]は、ある夫婦の結婚5周年の記念日に失踪したニックの妻エイミーを捜索する人々を描いた作品だ。だが、後にエイミーには、誰も知らない恐ろしい一面があったことが徐々にわかってくるというミステリー映画だ。今作の原作、脚本を書いたのはギリアン・フリン。彼女の代表作は、HBOでドラマ化もされた[KIZU-傷-]などがある。そのため、原作者であることもあり、脚本は原作とは一部異なるものの、とても作り込まれた作品になっている。今作でエイミーを演じたロザムンド·パイクが見せる演技は、フランス映画[エル ELLE]のイザベル・ユペールを彷彿とさせるものを感じる。そして、今作は、崩れてゆく信頼関係やメディアリンチについても描いている。